皆さんこんにちは。
チベスナです。
皆さんは「マルチツール」をご存じでしょうか?
一昔前は「十徳ナイフ」と呼ばれていた、ナイフ以外にもドライバーや栓抜きなどの機能がついているツールの総称です。
「一つ持っていれば様々な場面で使用できる」というところが男心をくすぐりますね。
しかし、一つ一つのツールのクオリティはそこまで高いわけでもなく、「器用貧乏」と称されることもしばしば・・・
買ってはみたもの、の特に使う機会がなく引き出しの奥にしまっている方も多いのではないでしょうか?
なぜなら、メインで使用しているツールが何かしらの理由で使えなくなってしまった場合のサブツールとしてとっても優秀だからです。
この記事では、
- マルチツールの王道メーカー、「Victorinox」と「Letherman」について
- 私が所持しているマルチツールとアウトドアでの用途について
- 私のおすすめのマルチツールについて
詳しく紹介しようと思います。
これからマルチツールの購入を考えている方は是非参考にしてください!
マルチツールの王道メーカーについて
マルチツールと言えば真っ先に名前が挙がる王道のメーカーが2つあります。
多くの方はこのどちらかのメーカーのマルチツールを使用することになると思いますので、
それぞれのメーカーの特徴について紹介します。
おしゃれキャンパーにおすすめ「Victorinox」の特徴
「Victorinox」(ビクトリノックス)とはスイス発祥のマルチツールメーカーです。
キーホルダーに着けるようなミニサイズから、ハンティングに使えるような本格的なものまで幅広くラインナップされています。
スイスの国旗を模した十字のエンブレムが特徴です。
Victorinoxのツールの特徴を挙げてみます。
- 見た目がおしゃれ
- 比較的軽いモデルが多い
- ツールは少し華奢
- コルク抜きがついているモデルもある
シルエットもコンパクトに収まっていて、見た目がおしゃれなモデルが多いです。
ただし、見た目通り一つ一つのツールは金属が薄く、あまり手荒く扱うには向いていません。
コルク抜きがついているモデルもあり、おしゃれな雰囲気のキャンプにぴったりです!
ワイルドなキャンパーにおすすめ「Letherman」の特徴
「Letherman」(レザーマン)はアメリカ発祥のマルチツールメーカーです。
もともとは工具を製作していたメーカーなだけあり、武骨で頑丈そうな雰囲気が漂うモデルを多く販売しています。
Lethermanの特徴を挙げてみます。
- 見た目は武骨
- 比較的重い
- ツールは安定感がある
- プライヤーがついているモデルが多い
Lethermanは実用性を重視した武骨な見た目のモデルが多いです。
(個人的には大好物なデザインです笑)
ほとんどのツールにはVictorinoxではあまり見られない「プライヤー」(ペンチ)が標準装備されています。
どのツールも頑丈にできており、手荒に扱っても壊れにくいです。
さらにLethermanの正規輸入品を購入した場合には、
なんと「25年保証」がつきます!
これは使用の中で発生した破損や不良に関しては、25年間無料で修理をしてもらえるサービスで、ナイフの刃付けなんかもしてもらえます。
私が持っているマルチツールの機能と用途について
ここで、私が持っているマルチツールについて紹介しようと思います。
私は2つのマルチツールを使い分けています。
- Victorinox 「ハントマン」
- Letherman 「シグナル」
ゆるくてライトなキャンプにはおしゃれなVictorinoxのハントマン、
ワイルドなブッシュクラフトスタイルでは武骨なLethermanのシグナルを持っていきます。
Victorynox「ハントマン」は主に調理器具
ハントマンはVictorinoxの基本的なツールに加え、ノコギリやハサミ、コルク抜きなどを備えたアウトドアでも自宅でも使える利便性が高いモデルです。
ハントマンについている16機能はこちら。
沢山機能がついていますが、キャンプでよく使うのは
ラージナイフ、コルク抜き、栓抜き、ハサミ
をよく使います。
特に、ラージナイフの刃が薄いので包丁の代わりに最適です。
切れ味もよいので食材を切るときに重宝します。
さらにコルク抜き、栓抜きがついているのでビンのお酒やワインを飲むときに大活躍します。
ハントマンは基本的に食事の時に使用しています。
Letherman「シグナル」は主に工具
シグナルは機能を絞り、火打石(フェロセリウムロッド)や救難用のホイッスル、利便性の高いコンボナイフを搭載したサバイバル向けのモデルです。
シグナルについている21機能はこちら。
この中でよく使用するのは
ニードルノーズプライヤー、直刃波刃コンボナイフ、ノコギリ、栓抜き
の4つです。
とにかくツールが頑丈なので、木材の加工にも使えます。
細い枝なら付属ののこぎりで切って軽くバトニングすることもできます。
また、プライヤーで小型の焚き火台をつかんで移動させることもできます。
さらに、Victorinoxとは違い各ツールにロック機構がついており、使用している際にとても安心感があります。
私流のマルチツールの使い方について説明しました。
もちろんすべての機能を使っているわけではありませんが、アウトドアシーンでマルチツールを一つ持っていると、思わぬところで活躍してくれます。
最後に、これからマルチツールの購入を考えている方へ向けて、
VictorinoxとLethermanのオーソドックスモデルを紹介しようと思います。
という方はとりあえずオーソドックスモデルを購入することをお勧めします。
初めてのマルチツールにおすすめのモデル
Victorinox「クライマー」(旧名:トラベラー)
現在はクライマーという名前になっていますが、旧名はトラベラーと言います。
名前の通り旅行先などで使用することを想定して作られたモデルです。
付いている機能は、15機能です。
私が所有している「ハントマン」からノコギリがなくなったモデルですね。
便利なラージブレード、ハサミ、栓抜き、コルク抜きがついており、旅行先では特に重宝すると思います。
Letherman「WAVE+」(ウェーブプラス)
こちらはLethermanのフラッグシップモデル「WAVE」の後継モデル「WAVE+」です。
WAVEと比較してワイヤーカッターの刃を取り換え可能にしたり、ドライバーをビット式にしたりと細かな改善が施されています。
機能も豊富であり、米国でもかなり人気のあるモデルです。
ただし、たくさん機能がついているモデルではあるので少しだけ重いです。
機能は18種ついています。
ツール一つ一つがとても頑丈に作られており、もちろんロック機能も付いています。
アウトドアでガシガシ使いたい方にもおすすめのモデルです。
マルチツールについてのまとめ
・おしゃれキャンパーにはVictorinoxがおすすめ
・ワイルドキャンパーにはLethermanがおすすめ