みなさんこんにちは。
チベスナです。
突然ですが、私はよくブッシュクラフトにマルチツールを持っていきます。
特に気に入っているのがLethermanの「シグナル」というモデルです。
シグナルは機能を厳選し、メタルマッチや非常用ホイッスルなどがついたサバイバル向けのモデルとなっています。
これ一つでたくさんの機能がついていますので、ブッシュクラフトの「サブツール」としてとても重宝しています。
そんなシグナルですが、
海辺で使用してからメンテナンスを怠ってしまった!
海水などがついたまま放置してしまったので、久しぶりに取り出したら大変なことに・・・
(刃が錆びてしまいました・・・)
というわけで、
この記事ではシグナルの分解・クリーニングの方法を紹介したいと思います。
自分で道具のお手入れをしようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!
はじめに:Lethermanの25年保証について
Lethermanの商品には、「25年保証」というサービスがついています。
「シグナル」のメンテナンスに必要なもの
分解するための道具
- T10トルクスレンチ×2
- T10のレンチが二本必要になる
- いじり止め対応穴付きであること
クリーニングするための道具
私がクリーニングに使用した道具は以下の通りです。
- 錆び取り剤
- 椿油
- 柔らかい布
- 金ブラシ
- 綿棒
レザーマン「シグナル」分解の手順
①右側のねじを外す(ノコギリがついているほう)
②ノコギリを取り外す
ノコギリとメインフレームの間にはワッシャーが一枚挟まっているので、なくさないようにしましょう。
③右半分のメインフレームをプライヤーから取り外す
④左側のねじを外す(ナイフがついているほう)
⑤ナイフを取り外す
ナイフとメインフレームの間にワッシャーが1枚挟まっているのでこれも無くさないようにしましょう。
⑥クリップを取り外す
クリップを固定する穴は六角になっており、ここにしかはまらないようになっています。
⑦左半分のメインフレームをプライヤーから外す
⑧左フレーム下部についているねじを外す(いじり止め対応穴付きの工具を使用すること)
⑨ビットドライバー、缶切り、キリ、スペーサーを取り外す
順番は左から、スペーサー、キリ、缶切り、ビットドライバーです。
⑩フェロセリウムロッド、シャープナーを取り外す
素手で取り外すことができます。
これで分解は完了です。
次はクリーニングをしていきます。
レザーマン「シグナル」のクリーニング手順
錆びている個所にさび落としを付け、柔らかい布でこすっていきます。
さび落としを付け、
布でこすると・・・
ピカピカになりました!
穴の中など狭いところは綿棒でこすります。
細かい溝などは金ブラシでゴシゴシ・・・
1時間ほどかけて全体のクリーニングが終了しました。
各パーツをきれいにクリーニングできたら、
最後の仕上げに刃物用の椿油を塗っていきます。
今回はメインナイフとノコギリ、各部品の軸の部分にだけ塗りました。
そして逆の手順で組み立てていき・・・
完成です!
ナイフの軸はワンハンドオープンできるようにねじの締め具合を調整しました。
プライヤーの動きが渋かったので、少しだけ椿油をたらしたら動きが良くなりました!
レザーマン「シグナル」分解・クリーニングのまとめ
・トルクスレンチはいじり止め対応穴付きのものを使う