皆さんこんにちは🌞
チベスナ です。
今回はマルチツールで有名なヴィクトリノックスが販売している、
「デュアルナイフシャープナー」の使い方を紹介したいと思います。
私はいつもキャンプの際にはベルトポーチに忍ばせており、簡単にナイフの切れ味を復活させることができるのでとても重宝しています。
ベルトポーチの紹介もしていますので、よろしければどうぞ。
↓
ブッシュクラフト やキャンプにとってもオススメです!
<目次>
1. シャープナーの紹介
最初に、簡単にシャープナーの各部位の紹介をします。
1-1. 下研ぎ用砥石
長いキャップが付いている、メインの砥石部分です。
公式では「下研ぎ用」という名前が付いていますが、わざわざ仕上げをしなくても十分です。
基本はこの砥石部分を使って研ぎます。
因みに、真ん中の溝は釣り針を研ぐための溝のようです。(私は使ったことがありませんが...😅)
1-2. 仕上げ用セラミック砥石
短いキャップが付いている簡易的な砥石部分です。公式では「仕上げ用」という名前が付いていますが、別に仕上げに使用しなくても問題はありません。
メインの砥石と比べて短時間で行えるので、時間がないときや急いでいるときはこちらを使うといいかもしれません。
2. シャープナーの使い方
シャープナーを使った刃の研ぎ方を解説します。
シャープナーでの刃付けはあくまで一時的なものですので、家に帰ったらしっかりと砥石で研ぎましょう。
2-1. 下研ぎ用砥石の使い方
①シャープナーを刃に当てる
刃に当てる角度は、ナイフのマイクロベベル(小刃)に合わせる。
※ベベルとは刃の角度が変わっている頂点のことを指します。
(手書きで申し訳ございません...)
マイクロベベルが付いていない場合は少し鈍角に合わせる。
コンベックス(ハマグリ刃)やフルスカンジの場合は、元の刃付けより少し鈍角にします。
プライマリベベルから研ごうとする場合は、削る部分が多くなってしまい効率的ではありません。
②シャープナーの角度を一定にしたまま、刃先まで滑らせる。
③刃に返り(バリ)が出てくるまで②を繰り返す。
かなり極端ですが、図のように研いでいる面とは反対側に金属が出てきます。
指で触って引っかかりが有ればバリが出ている状態です。
④バリが出てきたら裏面も同じように研ぐ。
⑤裏面もバリが出たらオモテ面を一度シャープナーで研いで終了。
刃の形状によっては元の刃付けよりも少し鈍角になりますが、一時的な処置としては十分です。
2-2. 仕上げ用セラミック砥石の使い方
①V字の切り込みに刃を垂直に当てる。
②そのまま根元から刃先まで滑らせる。
③切れるようになるまで繰り返す。
セラミック砥石の方は刃先の角度を変えられないため、少し使い勝手が悪いです。
包丁やホロウグラインドのように薄い刃先を研ぐときはこちらを使うといいと思います。
3. まとめ
今回は私のシャープニング方法を紹介させていただきました。
細かい部分は人によって違うかもしれませんが、この方法でもしっかりと切れるようになるのでご安心ください。
1泊程度のキャンプなら特に必要ないかもしれませんが、2泊以上する場合、刃を酷使する場合、刃が鈍りやすい鋼材の場合などは1つ持っていると便利です。
最後になりますが、この記事で言っているマイクロベベルは人によってセカンダリベベルと言ったりします。
図で示している名称の部分は相違があるかもしれませんが、ご了承ください。
ナイフの各部の名称などについて詳しく説明している記事もあるので、よろしければそちらの記事もぜひご覧ください。
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それでは、また。