今回は久しぶりに鍵束の構成を見直すことにした。
ふと気が付いたのだが、
アウトドアアクティビティをする際、鍵束は高確率で持ち歩くものになる。
家の鍵は当然として、車で移動していれば車の鍵もセットになる。
そして鍵束にはツールをつけて持ち歩いているためEDCには欠かせないアイテムだ。
ということで、
普段使いもできて、アウトドアで持ち歩いても邪魔にならないような構成を考えてみた。
使い勝手と軽量コンパクトの両立が今回のコンセプトだ。
現在の構成では、車の鍵抜きで62g!
登山などでもほとんど気にならない重量だ。
チタン製キーフック
キーフックにするかカラビナにするかかなり悩んだが、重量や使い勝手を考慮してキーフックを選択した。
重さは6gで超軽量だ。
ベルトループが無いパンツにも引っ掛けることが出来るのが嬉しい。
また、カラビナと違って引っ掛けたり取り外したりが一瞬で出来るというメリットもある。
当然カラビナの方が落とすリスクは小さいが、半年ほど使用していて今の所は一回も落としていない。
ただ今回購入した激安チタンキーフックだが、自分で多少加工しないととても使いずらい。
フックが長すぎてベルトループ等を通しにくい。
フックを外側に広げようとしたが、チタンが頑丈すぎて形が変わらない....
そこで思い切ってフックの先端を切り落とし、ヤスリで形状を整えた。
これでかなり使いやすくなった!
ちなみに以前使っていたJeff&Deckerのパチモノから19gの軽量化ができた。
Jeff&Deckerの見た目はとても気に入っていたが、少々重い・・・
ヴィクトリノックスクラシックSD
かなり有名な超小型のツールナイフだ。
昨日は必要最小限で、
ナイフ、ハサミ、ヤスリ、マイナスドライバーが付いている。
こちらのツールはアウトドアで本領を発揮する。
特に登山で使用する機会が多い。
登山での刃物はその人のスキルや山行内容によって最適解が変わると思うが、
私の中の最適解はこのクラシックSDだと思っている。
登山で刃物が必要になるシーンはそこまで多く無い。
調理の時、テーピングなどをカットする時くらいだろうか。
しかも調理といっても私の場合は本格的な調理をするわけでは無いので、小さなナイフで十分だ。
軽量で必要十分。
私の山の師匠も長年クラシックSDを愛用しているようだ。
小さなナイフで手際よく野菜やパッケージをカットして調理をする姿がとても印象的だった。
普段使いでは衣服のほつれを切ったりダンボールを開封する時に便利だ。
価格が安いのも嬉しい。
ナイトコア TUBE
※2024年現在はTUBE ver.2にアップデートされ、ブラックカラーは無くなったみたいです。
小型軽量なLEDライトで、クリアブラックのものをシルバーに塗装して使っている。
塗装が剥げてきたが特に気にしていない。
夜帰宅した際にポストの確認や鍵穴を探すとき頻繁に使用している。
2段階の明るさ調整、ロック機能、充電式と性能に不満はない。
予備のライトとしてアウトドアでも活躍する。
テント内を照らしたり、弱モードで点灯させて目印にしたりしている。
防水性はないが、水にぬれることはないのであまり気にならない。
突出した性能はないが、シンプルで使いやすい製品だ。
A&Fスタッシュケース
金属製のシンプルなスタッシュケースだ。
私は普段から5000円札を一枚収納している。
この非常用の現金に助けられたことは何度かある。
現金しか使えない店だった時、山小屋でお土産を購入するのに現金が足りなかった時などだ。
キャッシュレス化が進んでいる現代ではあるが、
念のために予備の現金を持ち歩いているほうが安心だ。
因みに、人によっては頭痛薬などを入れて持ち歩いている人もいるようだ。
家の鍵&レザーカバー
家の鍵には自作したレザーのカバーをつけている。
これはジャラジャラと音が鳴るのを防ぐためだ。
このカバーがあるだけでかなり音がしなくなるので、気なる人にはお勧めの対策だ。
キーケースをつけてお良いのだが、アウトドアで使う以上なるべく軽量化したかったのでこのような形になった。
車の鍵&エスビナー
ナイトアイズのエスビナーでキーリングに取り付けている。
(エスビナーのサイズはチップという最も小さいものだ)
普段は外しており、車に乗る時だけ持ち歩いている。
まとめ:無駄を極限まで減らした鍵束
以上が私の鍵束の構成だ。
今までキーリングに様々なツールをつけてきたが、
よく使うものだけ残り、かなりシンプルな構成になった。
重量も軽くなったため、登山などのアウトドアにそのまま持ち出してもあまり邪魔にならない。
ライトやナイフや現金もアウトドアで役に立つツールだ。
アウトドア好きの皆さんの参考になれば幸いだ。