最近ルーフテントというものが気になっている。
名前の通り車の上に載せることができるテントだ。
たまたま書店を歩いているときに世界を旅する車を紹介している本を見つけた。
基本的にはデリカのようなバンやパジェロやランクルといったクロカン系がメインだったが、その中でセダンを紹介している一つの記事が目にとまった。
それはポルシェのセダンでヨーロッパからアフリカ大陸の南端までを旅したというもの。
(お供にパジェロが3台付いていたらしいが・・・)
↓このネット記事と同じかも・・・?
https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/fe8002268ff5b499b916271c97248d58566d3773/
親から引き継いだボロボロのポルシェをリフトアップし、ルーフテントを乗せて悪路走破性と居住性を確保していた。
愛着の湧いたボロボロのセダンを自分で改造して旅に出るという行為がカッコ良すぎるのだが、「ルーフテント」という存在に対しても興味が湧いてしまった。
ルーフテントといえばキャンピングカーなどの大型車両に取り付けるのが一般的だと勝手に思い込んでいたが、
確かに車中泊がしにくいセダンや小さい車にこそ向いているのかもしれない。
最近愛車のスバルG4(セダン)での車中泊が不快に感じ、新しい車の購入を考えていた私にとっては目から鱗の記事だった。
↑愛車
車中泊できないことはないがトランクに足を突っ込んで寝ることになる。
天井も低いしあまり快適とは言えない・・・
そこで真面目にルーフテントの購入を検討してみることにした。
そもそもなぜ快適に車中泊をしたいのか
1番の理由は登山やMTBなどのアクティビティの前泊を快適にしたいからだ。
山での遊びは早出早帰が基本となる。
日没後は視界が悪くなり気温が急激に下がるため安全のためにはなるべく明るいうちに下山することが望ましい。
また駐車場の争奪戦対策でもある。
日本百名山に選ばれているような有名な山では、ハイシーズンになると駐車場の争奪戦が始まる。
当日の早朝でも車を停められない事も少なくない。
そうなると前日入りして車中泊するのが理想だが、セダンでの車中泊はよく眠れず寝不足になってしまうことも多かった。
その点車一台分のスペースで快適な睡眠スペースを確保できるルーフテントは登山などのアクティビティに適していると言える。
荷室を広く使えることも魅力的だ。
MTBなどを車載している場合、セダンでは人1人眠ることができるスペースを確保しずらい。
ルーフテントであれば空間を拡張できるので、車内にたくさんの荷物を積んだまま睡眠を取ることができる。
費用のメリットも大きい。
つい最近までは快適に車中泊ができてかつ登山口までのアクセスが容易に行える四駆の軽自動車の購入を検討していた。
しかし軽自動車とはいっても新車で200万前後はかかってしまうだろう。
対してルーフテントであれば新品で30万円程度で取り付けることができそうだ。
中古で探せばもっと安く済むだろう。
私のG4は年前に中古で購入した車両で走行距離は6万キロに達したところ。
まだまだ走れる。
そう思うと車の乗り換えよりもルーフテントの増設の方が安く済ませることができそうだ。
ルーフテントのデメリットとして車高が高くなることがよく挙げられているが、セダンはそもそも車高が低いので問題にはならない。
燃費は多少悪化してしまうだろうが、気になるレベルではないだろう...
(元々そんなに良くないし)
と色々理由を述べてみたが、
ぶっちゃけ理由は後付けだ。
車上の秘密基地という男性ならロマンを感じざるを得ないルーフテント。
これで各地を旅すればきっと楽しいことだろう。
特に目的地を決めずに気ままにドライブ。
景色が良い場所を見つけたらルーフテントを展開してくつろぐ。
天気が良ければ酒を飲みながら車上泊しても良い。
涼しい高原や綺麗な海辺、車が入れるところであれば何処でも寝泊まりすることができる。
なんて楽しそうなんだろう。
妄想するだけでワクワクが止まらなくなってしまう。
ということで妻を説得して購入しました。
アウトドアに理解がある妻で本当に良かった・・・
何度か使用して詳細なレビューをするつもりなので、お楽しみに。