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【レザークラフト】ブッシュクラフト用ポーチのお手入れ&補修した

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【レザークラフト】ブッシュクラフト用ポーチのお手入れ&補修した

皆さんこんにちは。

チベスナです。

 

私はブッシュクラフトやキャンプの際は、常に自作のレザーポーチをベルトに付けています。

身軽になるためにバックパックはすぐにおろし、必要最低限のものをポーチに入れて持ち運んでいます。

 

そんなポーチですが、何度か使用するうちに糸が切れたり、汚れてしまったので、

今回は自作したブッシュクラフト用レザーポーチのお手入れをしていきます。

また、麻糸が切れてしまった箇所は、丈夫なポリエステルの糸で補修していこうと思います。

 

アウトドア用のギアのお手入れも楽しいですよね!

レザーポーチのお手入れ

ブラッシング&レザークリーム

まずはブラッシングで軽く汚れやほこりをきれいします。

使用しているブラシは馬毛の柔らかいブラシを使用しています。

力を入れすぎないよう優しくブラッシングしていきます。

 

あらかたきれいになったら、次は保湿用のクリームを塗っていきます。

毎日触るようなものであれば特に保湿する必要はないのですが、たまにしか使用しないので保湿してあげましょう。

使用するクリームは「レザークリスタル」というクリームを使用します。

 

スポンジに少しつけて全体に塗り込んでいきます。

 

全体に塗り終えたら、少し乾かしましょう。

これでお手入れは完了です。

 

レザーポーチの補修

次は補修をしていきます。

コバ(革の縁)の修正

実はこのレザーポーチ、製作の際にコバを整えなかったので結構見栄えが悪いです😅

なので少し整えてきれいに磨いていこうと思います。

 

まずはガタガタのコバを平らに整えていきます。

オルファ黒刃のカッターを使って、コバをなるべく平らにしていきます。

縫い穴まで切ってしまわないよう少しずつ整えていきましょう。

 

ある程度平らになったら、次はやすりをかけてさらになだらかにしていきます。

やすり掛けの際に少しコバに水を含ませると、コバが毛羽立ちにくくなりきれいにやすり掛けできるのでおすすめです。

 

やすり掛けが終わったら、最後にトコノールと厚手の布で磨いてきます!

トコノールはギン面(革の表面)に付くとシミになってしまうので注意しましょう。

ピカピカになればOKです。

かなり見栄えが良くなりました。

 

ポリエステルの糸で修理&補強

このポーチは麻糸で縫い合わせてあり、少々強度が低いです。

現にベルトループの部分が糸が切れてしまいました・・・

なので強度の高いポリエステルの糸を使用して、修理箇所・負荷がかかる部分を補修していきます。

ベルトループ部の修理

まずは糸がほつれてしまったベルトループの部分を修理していきます。

使用する糸はSEIWA社のロウ引き糸(細)を使用します。

ポリエステル製の糸なので、麻糸よりも頑丈ですよ!

 

もう片方の麻糸で縫った部分も、一度糸を切ってポリエステル糸で補修します。

いい感じにできました!

負荷がかかる部分の補強

最初は側面のDカンを固定しているパーツの補強をします。

縫い方が緩く、少し力を入れると革と革の間の麻糸が露出してしまいます。

この部分は負荷がかかりやすいのでポリエステルの糸で麻糸の上からきつく縫い合わせていきます。

今回はひし形の上半分だけ補強しました。

 

次は蓋のパーツと側面パーツのつなぎ目のところを補強します。

こちらも今までは端の部分が密着していなかったため、ポリエステルの糸で頑丈に縫っていきます。

蓋パーツにも一か所穴をあけ、側面パーツと蓋パーツが密着するようにします。

 

これでお手入れは完了です!

かなり頑丈に補修することができました。

まとめ:自作ギアのお手入れは楽しい

いかがでしたでしょうか。

今回の記事はほぼ日記のような感覚で書いています😅

 

やはり革製の装備は味があってよいですね。

湿気や汚れに少し弱いですが、長く使ううちに味が出てくるのが魅力的です。

 

皆さんも外に出れないときは、初心に帰ってお気に入りのギアのお手入れをしてみてはいかがでしょうか。

 

それでは、また。

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  • この記事を書いた人

ツチヤ

アウトドア好きの会社員です。 冒険感あふれるアウトドアや革製品が好きです。 MTBやレザークラフトもやります。

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