皆さんこんにちは。
チベスナです。
皆さんは飯盒を使用したことはありますか?
私はアウトドアシーンで飯盒を愛用していて、始めてキャンプをした時からずっと飯盒を使い続けています。
最近では様々なメーカーが多種多様なクッカーを販売しており影が薄くなりつつある飯盒ですが、個人的にはかなり優秀なクッカーだと思っています。
ただし、バックパックでキャンプをする際は少しパッキングがしにくいという欠点もあります。
今回はその欠点を克服すべき
「飯盒用の革ベルト」を自作してみようと思います。
飯盒用革ベルト作成
飯盒の革通しについて
飯盒の機能の一つに「革通し」というものがあります。
飯盒の側面についているコレです。
あまり意識している方は少ないかもしれませんね・・・
飯盒はもともと軍隊で食料を運んだり、食器として使用されていたということもあり、パッキングした際に安定するよう工夫が施されています。
それが豆のような形状と、この「革通し」です。
当然バックパックの中に入れてしまうとかさばりますので、飯盒はベルトなどを使用してバックパックに外付けすることを想定して作られています。
そのためのベルトを通す用の場所として革通しがあるわけですね。
というわけで、私もこの革通しを活用してみることにしました。
革ベルトの作成
革通しを利用して飯盒をバックパックに取り付けるためには、固定用のベルトが必要となります。
ナイロン製のものをネットで購入してもよかったのですが、せっかく「革」通しという名前がついているので、革で自作することにしました。
材料はとてもシンプルです。
- 幅2cm×長さ65cmの革
- 幅2cmのベルトバックル
だけで作ることができます。
ちなみにベルトバックルは、レザークラフトでおなじみのSEIWA社製のものを使用しました。
レザークラフトの基本道具として、
- 縫い針×2
- 蝋引き糸(白、細)
- 菱目打ち
- 木槌
- ヘリ落とし
- トコノール
も使用しました。
簡単に作成手順を紹介します。
①ヘリ落としで切り出した革のヘリを整える
ヘリを落とす際は、力を入れすぎないよう注意しましょう。
②トコ面、ヘリをトコノールで磨いていく
トコノールを指で塗り込んだら、布などを使ってゴシゴシ磨きましょう。
③バックルの留め具を通すための穴をあける
穴あけポンチとカッターナイフで横長の穴をあけます。
(後撮りなので菱目打ちの穴が開いていますが気にしないで下さい)
④バックルを固定するための穴を菱目打ちであける
実際にバックルをはめてみて、バックルを固定できるなるべく根元の位置に穴をあけます。
ちなみに写真の場所だとゆるゆるでバックルを固定できなかったので、あとから穴を追加しました😅
(次に写真に載せておきます)
⑤縫い合わせてバックルを固定する
菱目打ちであけた穴を縫い合わせましょう!
強度が出るように縁は回り込むように縫い合わせましょう。
(実際はバックル側の一か所だけで問題ないと思います・・・)
⑥バックルのストッパーが刺さる穴をあける
穴をあける位置ですが、実際に飯盒に巻き付けて少しきつめの位置に穴をあけましょう。
革は少し伸びるので最初はきつめにしておいたほうがいいです。
⑦完成!
飯盒に巻き付けてみるとこんな感じ。
長さもぴったりです!
早速バックパックに取り付けてみました。
中々いい感じですね笑
少し色が明るめですが、使っているうちにいい色合いになってくると思います。
これでバックパックの容量が空きます。
まとめ:革ベルトがおしゃれ!
いかがでしたでしょうか。
やっぱり趣味のアイテムを自作するのは愛着が沸いてよいですね。
とりあえず飯盒の固定用にベルトを作成しましたが、そのうちほかの用途も考えていきたいと思います。
もう少し小さい輪にして何か吊るすとか・・・?
一つのアイテムに複数の役割を持たして、道具をなるべく減らしたいですね。
革ベルトの作成は簡単ですので、皆さんもぜひ作ってみてください!
それでは、また。